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焼物(やちむん)



焼物は、沖縄を代表する伝統工芸品のひとつです。沖縄では焼物のことを方言で「やちむん」といいます。

沖縄の焼物は、独特の素朴なフォルムや色使い、大胆な装飾、あたたかみのある土の風合いなど、どこか南国の雰囲気を漂わせ、世界中の人々から親しまれています。

代表的な焼物には上焼(じょうやち)と荒焼(あらやち)の2種類があります。
上焼は、釉薬(うわぐすり)をかけた焼物のことで、赤土の上に白土で装飾するのが特徴で、主に食器や酒器、花瓶などの小型のモノが多いのが特徴です。
荒焼は、南蛮焼とも呼ばれ、釉薬をかけないで約千度で焼きしめる焼物で、かつては泡盛や味噌などを入れる甕や壺などの大物が中心でしたが、現在では、酒器や食器などの小物も焼かれるようになっています。

中でも有名なのが、300年以上もの歴史を持ち、壺屋焼で有名な那覇市の壺屋と焼物の一大産地であり登り窯による焼物の製作を行っている読谷村です。













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