上焼は、焼物の表面にかかっているガラスのようなもの、釉薬(うわぐすり)をかけた装飾的な焼物のことで、赤土の上に白土で装飾するのが特徴で、主に食器や花瓶などの小物が多いのが特徴です。 (・釉薬・・・焼物の表面にかかっているガラスのようなもので、様々な色を出したり、水漏れしないようにしたり、汚れがつきにくくなったりします。)
荒焼は釉薬を掛けない焼物のことで、南蛮焼とも呼ばれています。また、実用に徹したため飾りなどは、ほとんどありません。 泡盛や醤油あるいは穀物の貯蔵用、また、飲料水などを溜める大きな甕や壺などが中心でしたが、近年では、酒器や食器などの小物類も焼かれるようになっています。