【上焼:製造技法】 |
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まず、赤土と白土を配合し、上焼の素地用陶土を作ります。 |
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成形は、制作するものの種類によってロクロを使ったり、型に粘土板を押し当てて成形するなど様々な技法があります。 |
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化粧泥釉の入った桶に器物をいれ、全体を浸す方法や、皿や碗などに施す振り掛けといわれる方法など化粧掛けにも作るものによって様々な方法があります。 |
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赤素地の器物の上に刷毛で白化粧の刷毛模様を施す技法である刷毛目や白化粧された器物面に鉄筆を用いて、唐草文様・幾何学文様などを彫る加飾文様などを彫る加飾技法など様々な技法が存在します。 |
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半乾燥や乾燥、さらに素焼きを終えた器物に呉須や弁柄などで唐草文様などを下絵付けし、透明釉を施します。 |
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ここで色々な釉薬を使って着色を行ったりします。施釉技法としては釉の入った桶に器物を入れ、全体を浸す浸し掛けといわれる技法や流し掛け、筆塗りなど様々な技法があります。 |
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上焼の焼成温度は約1200℃とされており、熱をコントロールしにくい登り窯では、その燃焼温度や燃焼時間などによって思わぬ変形をもたらすため炎の芸術と呼ばれています。 |
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本焼きを終えた後、筆で絵付けをします。絵付は電気窯で焼き付けることも多く、上焼の絵付けを焼き付ける温度は約800℃とされています。 |
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【荒焼:製造技法】 |
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まず、ジャーガル、島尻マージと呼ばれる荒焼用の土を精製します。 |
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ロクロを使用したり、手捻りによって形を整え、乾燥させます。 |
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荒焼を焼く温度は約1120℃とされており、火を入れた後、焼き上がりの判断をする人の指示で火を完全に止め、その後、窯が完全に冷めるまで4日ほど置きます。 |
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荒焼は、窯の炎によって焼き上がりがそれぞれ違っており、予想外の器が出てくる場合がありますが、最近では、その偶然性が好まれる傾向にあります。 |
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