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■上焼(じょうやち)
焼物の表面にかかっているガラスのような装飾、釉薬(うわぐすり)を様々な色を出したり水漏れを防ぐためなどに使った焼物のことで、主に食器類や花瓶などの小物が中心です。
上焼は、登り窯と呼ばれる窯で焼かれ、その燃焼温度や燃焼時間などによって思わぬ変形をもたらすため、炎の芸術とも呼ばれています。 |
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■荒焼(あらやち)
釉薬をかけない焼物のことで、実用に徹したため、飾りなどはほとんどなく、泡盛や醤油あるいは穀物の貯蔵用また、飲料水などを貯める大きな甕や壺が多く見られます。
窯の炎によって焼きあがりが変わり、予想外の器が出てくることがありますが、最近では、その偶然性が好まれ、人気を博しています。 |
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