エイサーを盛り上げる役目として欠かせないのが、勇壮な音を奏でる太鼓や華やかな衣装です。 |
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一団の先頭をきって力強く叩かれる大きな太鼓です。大太鼓は締太鼓やパーランクーと組み合わせて使われます。低く重みのあるこの音に、締太鼓やパーランクーの音がピッタリ重なる事で、エイサーの太鼓の一体感が生まれてくるのです。 |
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締太鼓は胴の部分を太鼓の皮二枚で挟み、それを紐で締めたものです。片手に持って太鼓の大きさで反動をつけ、手足を大きく動かしながら使用します。 |
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締太鼓と人気を二分するのがパーランクーです。木の胴に皮は一面のみという手持ち太鼓です。締太鼓に比べて小さく、軽量です。木の部分と皮の部分を指で支えて使用します。特徴は軽快な音にリズミカルな動きと、踊りの正確さです。パーランクーを使用した踊りは、バチさばきだけでなく、足を上げる高さから、つま先の向きまで揃えます。 |
エイサーはかつて、普段着である芭蕉布や浴衣などが使われ、これにわらの帯や、わらの鉢巻を巻いて衣装としていました。しかし現在、戦後のエイサーの変化と共に、見せる衣装へと大きく変化しました。 |
打掛(ウチカケ) |
襦袢の上に羽織ります。かつては地味な芭蕉布を着ていましたが、現在打掛は派手で華やかなものが多くなってきました。 |
襦袢(ジュバン) |
打掛の下に着ます。白のTシャツの場合や、襦袢の場合など様々です。 |
脚絆(キャハン) |
ズボンの上から、すねの部分に巻きます。白と黒の縦縞模様になっており、足の動きを目立たせる効果をもっています。 |
サージ |
頭や腰に巻く布です。これは一枚の布で出来ており、手拭いのことでもあります。赤や紫など様々な色があり、エイサーの衣装の華やかさをより演出します。一枚の長い布で出来ているので、頭に巻くには熟練を要します。 |
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