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車海老(宜野座村)



宜野座村(ぎのざそん)  

沖縄本島のほぼ中央に位置する宜野座村。
村の東側には太平洋が広がり、美しいビーチや海産物が豊富です。
また、村の背後に連なる山々からは豊かな清流が流れ出しています。
そのため、村内にはダムが五つもあり、水資源には大変恵まれています。
その中の一つ、漢那ダム周辺は公園として整備され、祭りが催されるなど、憩いの場となっています。




【車輪を思わせる柄が特徴的な車海老】
車海老は内湾の水深15〜25mほどの砂泥地に潜っており、夜になると泳ぎ出て貝類やゴカイなどを捕食します。
車海老の名前の由来は、体が丸まったり時の模様が車輪に似ていることからきており、体長は最大25〜30pになるものもあります。
沖縄は冬でも暖かく水温が20℃以上の期間が長いことで、育成期間が長く取れるため、車海老の養殖に大変適していると言えます。
沖縄では約30年前からの養殖が始まり、現在では日本一の生産高となっています。




【美味しさの秘密は『グリシン』】
車海老はエビの旨みの成分である、アミノ酸のグリシンをエビ類の中で最も多く含んでおり、甘くて美味しいエビとして有名で「伊勢海老よりも車海老」と言う人も多いようです。

また車海老の強みは、身質中の脂質が少ないために、天然物と養殖物の味の違いが無く、プロの料理人でも違いが分からないところです。




【抗酸化作用などの様々な効能】
車海老には様々な体に良い成分が含まれています。

タウリン:魚介類に多く含まれるアミノ酸で、 「肝臓の機能促進、滋養強壮作用」の効果があります。

キチン:甲殻類に多く含まれる動物性食物繊維で、 「便秘の解消、腸内の掃除をし、細菌の繁殖を防止」の効果があります。

アスタキサンチン:カロチノイド系赤色色素で、 「ガン予防、コレステロールの低下を促進」の効果があります。

なお、アスタキサンチンは現在最も注目されている成分の一つで、 抗酸化作用がβカロチンの10倍、ビタミンEの1000倍とも言われています。




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