沖縄豚肉料理の代表格「ラフテー」。 ラフテーとは豚三枚肉の塊で作った角煮のことです。 琉球王朝時代、宮廷料理として食されていました。 現在では、お祝い事のときだけでなく、家庭でも作られるようになり、広く親しまれている沖縄家庭料理の一つです。 九州にも豚の角煮がありますが、沖縄では豚肉を煮込む際に「泡盛」を使用することから味付けに多少の違いがあります。 泡盛を入れると油っこさがなくなり、お箸がすっと通るほどやわらかく、冷めても硬くならずに美味しく食べる事ができます。
豚肉は、必須アミノ酸をバランスよく含み、吸収率にも優れた良質のたんぱく質です。 また、スタミナの素になる重要な栄養素であるビタミンB1、成長を促進する栄養素であるビタミンB2、そのほか体を構成して代謝を調整する働きがあるカリウム、リン、イオウなどのミネラルも豊富に含んでいます。 沖縄の豚肉消費量は、他県に比べると群を抜いて多く、豚肉に含まれる栄養素が美肌効果だけでなく、病気の予防にも深いかかわりがあると考えられています。
らふてい310g