【リュウキュウヤマガメ:国指定天然記念物】 |
|
甲長11〜13cm。雌が雄より大きい。ギザギザの甲羅が特徴的で、四肢は大型の鱗で覆われている。背甲と腹甲の継ぎ目に腋下甲板がある。 |
|
|
【イシカワガエル:国指定天然記念物】 |
|
体の色や形が変わっており、日本で最も美しいカエルの一つに数えられる。大きさは10cm程度でメスがオスより大きくなる。背中と足が緑で、多数の斑紋がある。渓流のある深い森林に生息する。 |
|
|
【カラスバト:国指定天然記念物】 |
|
全長約40cm、全身ベースは黒色だが、頭に紫色、背中に緑色の光沢がある。八重山に、ヨナクニカラスバトという類似種が生息している。 |
|
|
【セマルハコガメ:国指定天然記念物】 |
|
甲長11〜18cmで背甲は黒から褐色で、ドーム上に丸く盛り上がっている。側面に黄色からオレンジ色の楕円と三角形の斑点がある。腹側の甲羅は真ん中を蝶番にして動く。 |
|
|
【ダイトウオオコウモリ:国指定天然記念物】 |
体長20cm。首輪をしているような美しい金色や白色の帯がある。超音波を発さず有視界飛行のため、目が大きめで耳が小型。英名でFlying Fox(空飛ぶキツネ)と言われる通りキツネのような可愛らしい風貌。 |
|
|
【ヨナグニサン:国指定天然記念物】 |
世界最大の蛾で、全翅長が180mm-240mmある。日本では八重山諸島にのみ生息。与那国に多数生息し、与那国全域が保護地区となっている。 |
|
|
【ケラマジカ:国指定天然記念物】 |
本土のシカに比べ、頭やつのがリ異彩。色は黒く、雌や子供の背中に黒いスジがある。屋嘉比、慶留間、阿嘉の三頭に生息している。屋嘉比と慶留間のケラマジカが天然記念物である。 |
|
|
【ケナガネズミ:国指定天然記念物】 |
日本最大の野生ネズミ。頭から尾の付け根までが約20cmで尾を含めると50〜60cmにもなる。木登りが大変上手で、尾でバランスを取りながら巧みに移動する。 |
|
|
【カンムリワシ:国指定特別天然記念物】 |
西表島と石垣島に生息する猛禽類の鳥。成鳥になると額から後頭部にかけて羽が長くなっており、羽冠をなしておりこの名が付けられた。 |
|
|
【リュウキュウキンバト:国指定天然記念物】 |
金緑色の美しい羽のハト。石垣島、西表島、与那国島に生息。木の高さすれすれの位置を高スピードで一直線に飛ぶという特徴的な飛び方をする。 |
|
|
【ヤンバルテナガコガネ:国指定天然記念物】 |
日本最大のコガネムシ。6cmくらいの大きさで、前足の2本が長い。幼虫期を4年老木のうろ内で過ごす。沖縄本島北部の山原にしか生息していない。 |
|
|
【キシノウエトカゲ:国指定天然記念物】 |
宮古島、八重山諸島だけに分布する。全長約40cmにもなる日本最大のトカゲ。雄は喉から頬にかけて赤く色付いている。伊良部と下地に放たれたイタチにより絶滅が危惧されている。 |
|
|
【アカヒゲ:国指定天然記念物】 |
体長は約15cm、オスメスとも腹が灰色で背中が橙色をしている。オスだけは額から胸までが黒い。沖縄本島、慶良間諸島、石垣島、西表島、与那国島に生息する。 |
|
|
【オキナワトゲネズミ:国指定天然記念物】 |
沖縄本島北部、渡嘉敷島、姫島の三頭に分布する。甲長は11〜13cm。陸棲のカメで、ギザギザの甲羅が特徴。山林の開発で、側溝に落ち死んでいるのが問題化している。 |
|
|
【イボイモリ:国指定天然記念物】 |
全長16cmくらいでトカゲに似ている。前足の指が4本で後ろ足の指が5本である。幼生は水中で過ごすが成長すると陸に上がり、ほとんど泳げなくなる。 |
|
|
|