「海ぶどう」とは、沖縄本島以南の暖かい海に分布し、古くから沖縄の人々に食べられている海藻のひとつです。近年の沖縄ブームでメディア等に取り上げられ、今では沖縄のお土産の中でも常に上位に上がるほどの人気ぶりです。
天然のものは収穫量が少ないためあまり出回っていませんでしたが、平成6年に恩納村で養殖技術が開発されてから、海ぶどうが手軽に手に入れられるようになりました。沖縄のミネラル豊富な海水と亜熱帯地方特有の太陽光線により、良質な海ぶどうが店頭に並びます。
「海ぶどう」には、豊富なビタミンやカルシウム、鉄分といったミネラル類が含まれており、高脂血症、高血圧、糖尿病などの生活習慣病の予防、改善に良いといわれています。
「海ぶどう」は、プチプチとした食感がキャビアに似ているといわれています。キャビアのように高額な食材ではありませんが、爽やかな海の香りが魅力で、観光客の間でもリピーターがとても多いようです。
食べ方としては、生の状態でそのまま醤油・酢醤油でいただくののが一般的ですが、野菜と一緒にサラダにして食べるのもお勧めです。そのほか、手巻き寿司のネタやイクラのようにどんぶりにしたりと様々な食べ方が楽しめます。
暖かい海に育つ海藻ですので、寒さに弱いため、15度〜30度の室内で常温保存が好まれます。 また、海ぶどうは光に当たっていないと白くなりますが、食べる前に光に当てておくときれいな緑色にもどります。
※注意:寒さで海ぶどうが死んでしまうので、冷蔵庫に入れて保存しないでください。
海ぶどう(塩水漬け袋入り)