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>農・海産物:ゴーヤー
南城市知念(なんじょうしちねん)
那覇市から24.5kのところにある、南城市知念。
南城市知念は農業・漁業が主要産業の村で、車海老の養殖やサヤインゲンの産地としても知られています。美しい海や豊かな自然が数多く残り、琉球民族と五穀発祥の地 として伝えられている南城市知念。南城市知念は傾斜が多い土地柄、農作物の栽培に適した条件とは言えません。
しかし、その傾斜の多い環境特性を活かせる作物の生産に力を入れています。
南城市知念は沖縄県より、ゴーヤーの拠点産地に認定されています。
【夏野菜の王様、ゴーヤー】
ゴーヤーは、『ゴーヤーの日(5月8日』)を迎える5月から出荷が盛んになります。
沖縄といえばゴーヤーと言われるほど全国的に知られているゴーヤー。沖縄では昔から日常的に食卓に並ぶ食材です。
ゴーヤーとは『苦瓜』のことで、その特徴は名前の通り『苦味』にあります。
その苦味が持つ効能は、保健野菜と呼ばれるほど多く、夏バテ解消、美肌効果など様々です。
多数の科学者も医薬的効能を認めており、現在科学的な研究も始められ、ゴーヤーの効能が大変注目されています。
【様々な効能を持つヘルシー野菜】
ゴーヤーのビタミンCの含有量はレモンやキャベツの約4倍とも言われ、同じウリ科であるキュウリの約10倍とも言われています。
ビタミンCは多くの場合、加熱すると破壊されてしまうため、食べ物から摂取することは困難です。
しかし、ゴーヤーは加熱後もほとんどビタミンが壊れないという特性があり、ビタミン摂取に大変有効な食材であると言われています。
また、ゴーヤーに含まれる成分は、『疲労回復』、『ガンの原因である酸化物質の生成抑制』、『血糖値降下・安定』、『血圧安定』、『コレステロール低下』などの働きを持ちます。
【苦味を和らげ、美味しく健康に】
▲ 定番のゴーヤーチャンプルー
ゴーヤーは「苦瓜」の名の通り、苦味があります。
この『苦味』を和らげ、健康的な野菜であるゴーヤを美味しく頂きましょう!
●● ゴーヤーを美味しく食べる方法 ●●
・中の白いワタはしっかり取る。
・水にさらす。
・下ゆでする
・塩もみをする。
・油によく馴染ませるように揚げる・炒める。
などで苦味が和らぎます。
>>南城市の市町村紹介ページはこちら
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